シャーペンあればいいよもう
FFTとかいろいろ描きます不定期で 主成分はイラストと自作漫画
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金剛番長の記事の補足のつもりがヘボい漫画論みたいになった
「あれじゃあお前丸々愚痴書いただけじゃねーか」
「ち、違う! 俺なりに漫画での感情の描き方みたいのを考えた上でのだな…」
「じゃあそれも書いとけよ」
「えっ」


というわけで俺がこないだの記事で考えたことをきっちりまとめて書いておこうと思います。
すんごい期間開いちゃいましたけどね。 ごめんなさい。

ここから先は金剛番長を読んでいる人にすらどうでもいいことなのですが、若干のネタバレを含むので注意。
悪矢七の扱いを見て俺が『こういうのちゃんと調整しないとなあ』とか考えただけですので。
後また絵がありません。

今から何か偉そうなことをのたまいますから、文句等はコメント欄までどうぞ。
えー、さて先の記事『今週の金剛番長は何故読後感が悪かったのか』ではですね、
別に『この話を作ったのは誰だぁっ!』って言うのが目的ではないんですよ本当に。
悪矢七の扱いやら獄牢のキャラやらは、まあ漫画だしそういうこともあるだろうで済むんですよ。
要するに今後の話次第でどーでもよくなっちゃうかもしれんもので。 今の話も面白いし。
金剛番長自体は毎週楽しく読んでますし、先々週の話を読んで微妙な気分になったのは確かなんですが、
あの記事の焦点はあくまで『何故あれを読んで微妙な気分になってしまうのか?』なんです。

俺は個人的に漫画や小説っていうのは単に『読み物』ではなくて、
『作者が出したヒント達から読者が自分なりに作品世界を構築する読み物』だと思っています。
漫画家や作家の重要な仕事の一つに、読者が自分の意図した物語、世界観を構築できるように様々なヒントを散りばめ、
上手いこと読者を思惑通りに誘導していくっていうのがあるんじゃないかと、こう考えているわけです。
作者も読者も人間なのでたまに上手いこと誘導ができない場合があって、今回はそれにあたるのではないかと。
そこで俺はどこかに誘導ミスの原因があるんじゃないか、
また上手く誘導するにはどうしたらいいのかを考えてみたくなったんですね。

んじゃあお前悪矢七の扱いはあの時どうすりゃよかったのよ?というと、
扱い自体は別に変えなくてもいい、というのが俺なりの答えです。

ハァ? お前まじぶっころしょ? とお思いになるやもしれませんが、
要するに問題なのは『愚直な悪矢七』が『特にフォローもなく』、『馬鹿にされているだけ』なところですからね。
無理やり悪矢七持ち上げるだとか、獄牢を貶すだとかそんなことしなくても、
どれか一つでも崩せばそれで読者的にはそんなに微妙な空気にならなくて済むわけです。
方策としては『悪矢七に行動をさせる』、『最後に何かしらフォロー入れる』の二つになりますよね。

さて一つ目の『悪矢七に行動させる』を考えてみましょう。
いや悪矢七行動しまくりじゃん、あんまりナメてるとマジでかなぐり捨てンぞ?
と思われるかもしれませんが違うんです。
悪矢七にアクションとらせることで『愚直な』というところを減らすんですね。
例えば修行前に悪矢七が強くなって皆から尊敬されてる姿を妄想するようなシーンを入れてみたりします。
実際やってみられるわけではないので効果のほどはわかりかねますが、少ししっくりくる感じがしませんか。
これは悪矢七が笑われても仕方ないような行動をとることで、感情の調整をしたからなんですね。
これだと最後の獄牢大哄笑も『調子に乗ったから仕方ないな』となりやすいと思います。
笑っちゃいけないとこを笑ってすませてたのが問題だったからですね。
このように、読者の感情を揺らす際、揺らしすぎてバランスを崩さないように調整するイベントを
『カウンターウェイト』と勝手に呼んでいます。

ちなみに、読者の感情を揺らすシーンの前に調整イベントを置いているので『前置き』と呼称しています。
前があれば後があるわけですが、『後置き』の例だと悪矢七が気づいて『そんなー』って凹んだり、
逆に獄牢に向かって礼を言うとかでもいいんじゃないでしょうか。

んで二つ目の『最後に何かしらフォロー』ですね。
これは要するにさっきの『後置き』のことなんですが、
悪矢七が行動をとるパターンはもう出しちゃったんで、それ以外のパターンを考えます。
例えば獄牢がちょっと悪矢七のことを褒めてみるとか、認めるとかですね。
他には金剛やら剛力が獄牢にツッコミを入れるってのもアリだと思います。
ここで大切なのは、どっちのパターンもやりすぎるとダメってことですね。
普通にイベントで感情を刺激しすぎてもいけないように、カウンターウェイトも重すぎてはダメです。
天秤みたいなもんですから。

えっらそーに長々と語りましたが、こういうようなことを考えていたわけですね。
下手の考え休むに似たりとは言いますし、漫画をテキストのように考えるのはどうかとも思うんですが、
俺はこうやって物事の『コツ』的なものを掴もうともがいて上達する場合が多いので…
それだけ現在の己の技術に自信がないという現われなんでしょうね。
とまあ、こんなふうにどうしようもなく長くなるんで原因探るだけで前回はお茶を濁したのです。
うーむ、確かにあれだけだと書かないほうがマシだったなあ。 お気を悪くされた方、すいませんでした。
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